庭を取り巻く環境
前回のお話の中で、今までに参考にさせていただいた本を
ご紹介したのですが、そっくりそのままのガーデンを真似ることは、
まず難しいです。
上野砂由紀さんの北海道、いずれも冷涼な気候です。
私は温暖な広島市で暮らしているので、
同じ植栽でガーデンを作ろうとしても植物は、当然うまく育ちません。
そのことをわかっていても、最初のころはアンチューサや
ヴァーバスカムなどの宿根草を育ててみたくて、わざわざ通販で探して
取り寄せたりしてました。
でも、やはり、いつのまにか消えてなくなってしまって。
中には花を咲かせることなく終わってしまって、
かわいそうなことをしてしまったこともあります。
そんな中で庭の中を、ぐるぐる移動させることで、
ようやく居場所を見つける草花もありました。
ガーデナーの仕事は植物の輝ける居場所を見つけてあげることだと
本で読んだことがありますが、本当にその通りだなと思います。
ガーデナーの苦労と喜び
最近は豪雨に見舞われることも多いですし、年によって空梅雨だったり
暖冬だったり、気候に左右されるガーデニングの奥深さを痛感します。
きれいな風景をキープするために手入れは不可欠なので、
冬のしびれる寒さの中、バラの剪定をしたり、
ギラギラ太陽が照り付ける中、汗だくになりながら水やりをしたり。
現実的ですが、イギリスと違って夏場は蚊との戦いもありますし。
丹精込めて育てたバラが害虫や病気のため、ついには枯れてしまって、
がっかりすることもあります。
それでもガーデニングを続ける理由
憧れの庭に近づきたくて、試行錯誤を繰り返している私のガーデニング。
たくさんの苦労にも勝る癒しをガーデンからもらうことができる。
その一言に尽きると思います。
多くのガーデナーの方に共感いただけるのではないかと思います。
前置きが長くて、なかなか「五感を使って楽しめる」のテーマに
入れませんね。
自己満足のブログに終わらないように、少しでも読者の方の、
お役に立てるコトを綴っていけたらと思っています。
今日も、ご訪問いただき、ありがとうございました。